ブログ: 補助金

行政書士になったミュージシャンのブログ

補助金の書類審査1位通過、プレゼンも1位通過という快挙!

2015年 08月 24日

補助金

順位

知人のご紹介でご縁を頂いて、仙台は石巻のお客様の会社設立手続きと共に、
宮城県が交付する被災地の創業者向けの補助金の申請書作成をお手伝いさせて頂きました。

会社設立手続きと同時進行で補助金の申請も行っていたのですが、
先日、社長より「補助金採択の通知が来た!」と喜びのお電話を頂きました。
数か月前に補助金申請書の一次審査が無事通った、との連絡を頂いていましたが、
今回の補助金は書類審査終了後には社長自らのプレゼンも二次審査として設けられているという、非常にハードルの高いものだったので、最後まで気の抜けない審査だったのです。

今回はそのプレゼンも含めた最終結果で無事採択されたという連絡だったので、
本当に嬉しいお電話でした。
更に、その結果通知の時に審査員の方から教えられたそうなのですが、
何と「書類審査1位通過、面接も1位通過での採択」だったとのこと!


しかも、これはこの補助金が始まって以来の快挙なのだとか!


社長はテキパキしてしっかりとした女性の方で、ご自身でしっかりとまとめられたプレゼン資料も事前に拝見し、プレゼン終了後も「上手くいったと思う」との連絡は頂いていたのですが、
さすがにプレゼン一位通過はご本人も驚きの結果だったようです。
一次の書類審査については僕の方で作成させてもらいましたので、
社長にも大変喜んでもらい、こちらも本当に嬉しく心が満たされた気持ちにさせて頂きました。

❚全国どこでも…!?

僕の事務所は東京の練馬区ですが、会社設立と補助金申請という都内でサポートさせてもらうことと全く同じサポートを石巻のお客様にも提供させて頂くことができました。

もちろん都内や関東近県などすぐにお会いできる環境がお互いに良い場合もあります。
しかし、我々行政書士が提供できるのは、主に「知識やノウハウ」です。
実際これらの提供は場所を選ばない、といういわば当然のことを、
改めて気づかせて頂きました。

そしてまた更に、僕の提供できるサービスを必要とされている方へ広くサービスを提供していきたいという気持ちを強くさせて頂く機会を与えて頂いたお客様にも本当に感謝しています。

そしてインターネット社会にも感謝、ですね笑。

女性起業家のための補助金があります。

2015年 08月 11日

補助金

女性0812

女性のための様々な起業に対する優遇策や、融資の支援策が増えている昨今ですが、
支援を行っているのは行政や銀行だけではありません。

財団や企業も積極的に支援を行い始めています。

今回ご紹介する補助金は、化粧品メーカーの「ちふれ化粧品」が独自に実施する「第三回ちふれ女性起業家支援制度」です。
ちふれによると、
”女性の「頑張ろう、やってみよう」という気持ちを応援し、女性の社会進出に貢献するため、私たちはこの取り組みを継続いたします。”
こうした一流企業が積極的に起業家に支援を行う姿勢は尊敬に値しますね。

●第三回ちふれ女性起業家支援制度
http://www.chifure.co.jp/woman_support/
ちふれ.png#asset:344

❚制度内容

●応募要件
以下のいずれかに該当し、新しく設立する会社での事業に専念できる女性。
(1)日本国内で起業を目指しており、平成28年2月末までに株式会社設立を予定している方
(2)日本国内ですでに起業している個人事業主で、事業拡大のため平成28年2月末までに株式会社設立を予定している方
※学生・就業者・子育て中の方でも応募可能です。

●補助詳細
資本金:資本金100万円を出資
貸付金:限度額900万円、金利1%、無担保無保証の融資が利用可能。


まず、応募する場合は株式会社を設立することが条件となっています。
学生や就業者、子育て中の方でも応募可能です。

補助内容ですが、
資本金を100万円出資してもらえるだけでなく、
好待遇の融資制度が利用可能になります。
いわゆる起業時の融資の王道である日本政策金融公庫で借り入れを行うと、
新創業融資制度の場合は、2.3%の金利になるので、1%はかなりの優遇措置であると言えます。

❚ちょっと気になるところ

非常にありがたい補助金と融資制度ですが、
専門家目線で少し気になるところを上げてみます。


① 株式譲渡の条件
会社設立時に設立後の株式の35%を譲渡しなければならないという条件があります。
株には、原則として議決権というYes,Noを言う権利がついており、
1/2の賛成が無ければ決められないことや2/3以上の賛成が無ければ決められないことがあります。
「35%の譲渡」が何を意味するかというと、2/3以上の賛成を必要とする決議において、
ちふれ側が「拒否権」を持つ、ということです。
具体的には会社の憲法ともいわれる「定款」の変更をしようとした場合などに拒否権を発動することも可能です。
ただし、現実的に考えると恐らくこの35%の意図するところは「経営者が暴走しないように監視する」という意味合いが強いでしょう。せっかく補助金を交付して融資をしているのに、経営者がいつの間にか変わっていた、いつの間にか解散していた、ということがあっては本末転倒ですので、いわばポジティブな主旨であると考えられます。

② 900万の融資について
900万円の使い道が
・事業所開設費
・備品費
・人件費
・その他ちふれ化粧品が必要と認める経費
と限定されています。
運転資金には使えない可能性があるので、こちらは確認をしてみる必要がありそうですね。
(※ちなみに資本金は運転資金として使えます。)

❚まとめ

起業時は融資を受けたくても受けられない方がたくさんいます。

起業段階においてこのような待遇の補助金や融資が受けられるメリットを考えると、
やはり女性起業家にとってはかなりありがたい補助制度だと思います。

上記のリスクを理解したうえで、ご本人に適していると判断される場合には
ぜひ応募してみることをお勧めします。

応募は8/10(月)~9/30(水)までです。

補助金申請を検討されている方で、
会社設立、融資についてご不明点やご不安な点があれば、
第三者の視点からアドバイス致しますので、
ぜひお気軽にお問合せ下さい。

小規模事業者持続化補助金にお客様が採択されました!

2015年 07月 06日

補助金

喜び-2

❚小規模事業者持続化補助金とは?

サービス業など従業員が5名~20名以下の小規模事業者が経営計画に基づいて実施する販路拡大の取り組みに対し、50万円を上限に補助金(補助率:2/3)がもらえるという補助金です。

●小規模事業者持続化補助金
http://h26.jizokukahojokin.info/

販路開拓の取り組み」に対して補助されるもので、新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布する広告費や、集客力を高めるための店舗改装費、国内外の展示会へ出展費、商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更費、などが例として挙げられています。

一見、50万円という金額は決して高額の補助ではないように思われますが、ホームページのリニューアルを考えているけれどもなかなか50万円が捻出できないという事業者も沢山いるのではないでしょうか。

「お金がなければやらないけれど、お金があればやる。」

そこに資金を投入することで売上が増加することは大いに見込まれるのに、中々資金投入できない。
宣伝広告費などは、まさにそういった類の経費だと思います。

50万円の余剰金を売り上げから捻出しようと思えば大変です。
そう考えると、非常にありがたい施策ですね。

❚補助金を出したくなる事業計画書を!

さて、先週第2次受付分の採択結果が発表されました。
支援させて頂いたお客様が採択され、嬉しさと安堵という複雑な気持ちです。
前回からかなり厳しい採択率になってきているようですね。

今回採択されたお客様は、今まで行ってきたイベント事業に加えて、福祉事業を取り入れて販路拡大を見込み、主にホームページの作成費やチラシ製作費、外注費を計上しました。

事業計画自体も加点審査項目である「補助事業計画に創意工夫の特徴がある」、「小規模事業者の活力を引き出すモデルとなるものや地方創生に資するもの等、特別な意義があるものであるか。」を意識したものになったと思います。

確かに上記審査基準は表現が曖昧である気もしますが、公募要領には「加点審査を行い、総合的な評価が高いものから順に採択を行います。」と明記されています。

補助金は労務系の助成金と違い、条件を満たしていれば100%貰える、というものではありません。
国の税金を出して事業にある意味投資するわけですから、先方が「投資したくなる」事業計画書である必要があるのです。

そう考えると、銀行の融資も同じ考え方ですね。


融資したくなる事業計画書
補助金を出したくなる事業計画書


やはり共通して必要なのは、モノゴトを相手に伝えるプレゼン能力なのだと思います。
5W2Hを意識して、簡潔に、相手の疑問を解決するように構成する。
口で言うのは簡単ですけど、これが中々難しいんですよね…。

もっともっと精度を上げるべく精進しなくては、と思うこのごろです。

❚そして第3次公募開始!

第2次の採択結果を同時に、誰もが予期しなかった第3次の公募が始まっています。

7/31(金)の提出締切とスケジュールはタイトになっていますが、まだチャンスはあります。
広告宣伝費や設備投資によって売上アップを検討している事業者様は申請を検討してみてはいかがでしょうか。

練馬区にはアニメ制作関連事業者向けの補助金があります。

2015年 06月 25日

補助金

古い映写機

練馬区の大泉に有名なアニメ制作会社「東映アニメーション」があります。
「鉄腕アトム」もここから生まれたんですよね。
「ジャングル大帝」「あしたのジョー」「銀河鉄道999」、はたまた「ワンピース」まで。
アニメの歴史、練馬にあり。といったところでしょうか。
練馬区内のアニメ関連事業者数は約90社あるそうで、これは市区町村単位で全国一だそうです。

そんなアニメ発祥の地、練馬区で「アニメ制作関連事業者に対する補助金制度」(正式名称不明)という何とも練馬区らしい補助金の平成27年の公募がスタートしました。
平成23年から儲けられていた制度のようです。知りませんでした…。

●アニメ制作関連事業者に対する補助金制度:http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/sangyo/oshir...

練馬区によると、



・平成27年度中(平成28年3月まで)に、練馬区内に新たに事業所を開設(移転、新増設、起業)するアニメ制作関連事業者が対象。
・アニメ制作事業者だけでなく、関連する映像・コンテンツ関係事業者も対象。
・今年度より起業を予定している事業者も対象。
・練馬区への移転費用は限度額50万円
・設備工事、改装工事、制作関連機器購入費なども限度額50万円で、費用の2分の1まで補助。


(詳細は上記練馬区のHPをご確認ください)


応募には審査書類提出の前に応募申込書を提出する必要があるそうです。
応募申込書の提出が7/7(火)まで、審査書類の提出が7/21(火)までとなっています。


融資利用者の金利負担が0になる練馬区の制度融資「創業支援特別貸付」(←過去のブログ)や、この「アニメ制作関連事業者に対する補助金制度」といい、密かに革新的な政策を行っている練馬区が益々好きになる今日この頃です。

補助金・助成金の検索サイト「みんなの助成金」で、定期的にコラムを書かせて頂くことになりました!

2015年 06月 23日

補助金

みん助

補助金・助成金の検索サイト「みんなの助成金」で、定期的にコラムを書かせて頂くことになりました。
この「みんなの助成金」はお世話になっている行政書士の石下貴大先生の主催による本当に使える助成金だけを現役の行政書士・社労士・税理士が厳選した分かりやすく使いやすい助成金検索サイトです。

今回は日本のコンテンツを海外展開するときに使える補助金「J-LOP+」(ジェイロッププラス)について書いています。
是非ご覧ください。

●みんなの助成金:https://www.minnano-joseikin.com/

❚そもそも補助金って?

「補助金」という言葉は聞いたことがあるけど、一体全体何なのでしょう。
補助金とは国や県市区町村などの地方公共団体、財団などが主に税金を原資として(財団を除く)事業者に対して、資金を交付する制度です。

その数なんと3000種類

様々な事業者にチャンスがあります。
さらに融資と違い、後払いであり、返済は不要です。
なんてありがたい制度なんでしょう。
しかし、税金を使った施策ですから、条件にあったものは何でもかんでも交付するというものではありません。
補助金毎に目的や要件が異なっており、目的や要件を満たし、申請書や事業内容を吟味され、多数の応募の中から厳選されます。
決して簡単な道のりではありません。
全国民が汗水垂らして稼いだお金である税金が元ですので当然ですよね。

補助金は一般的に、経産省が交付する補助金と、厚生労働省が交付する助成金とに分類されます。
厚生労働省が交付する「助成金」は労務条件など要件を満たしていればほぼ100%支給されます。
対して、経産省系の「補助金」は、採択率が10%以下のものから50%以上のものまで様々ですが、100%支給されるものはありません。

❚「補助金を受ければ融資は要らない」は間違い

創業期に受けられる数少ない補助金に「創業補助金」というものがあります。
こちらも御多分に漏れず、後払いの補助金です。
つまり、「補助金を受けられたから事業を始めよう」といったところで、補助金は支払ったものに対して精算されるものがほとんどですので、先立つものが無ければ事業が始められないのです。

補助金はもちろん資金繰りの厳しい創業者にとっては非常にありがたい制度ですが、
補助金を当てにしすぎて、補助金が受けられることを前提に背伸びした物件を契約、そして不採択の通知が…。
なんて、笑える話ではありません。

「補助金に採択されなくても起業する!補助金が採択されたらラッキー!」
くらいに考えておくのが補助金の基本的な考え方です。
起業に必要な先立つ資金は、銀行融資を受け、補助金採択後は、融資の返済に充てる。
このように考えれば、自己資金はほとんど動かさず、借りたお金をもらったお金で返す、なんてことも可能になります。
いつでも現金化できる資産を手元に置くことは会社を維持するための基本です。

このようなキャッシュフローを生み出すことのできる補助金は非常にありがたい制度なのです。

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